PEEPFOXのラブホテル盗撮動画

PEEPFOXのラブホテル盗撮動画

次の香織さんの休みは2日後。
その間にVプリカがアダルト専用だということがバレないようにしなければならない。
やっぱり、困ったときに頼りになるのは親友である。
仕事が終わって直ぐに藤本にラインを送り、早速次の日に来て貰った。

 

藤本)ええええ??なんだそれ??

 

内容も告げずに急に呼びつけられ、何かトラブルが起きたのかと慌てて来た藤本は話を聞いて崩れ落ちた。

 

PEEPFOX)なあ、どうすれば良いと思う?

 

半分・・・いや、完全に呆れた表情の藤本がドカっと座り込んだ。前回とは違い、ゴミが片付いた部屋は座る場所には困らない。

 

藤本)はぁ・・・大丈夫だと思うよ?その子アンドロイド詳しくないんでしょ?Vプリカにその子が来ている時はどのような対応をするかを教えておけば問題無い。エッチな行為を全てしないようにね?

 

なんとなくVプリカを含めて3人(?)が三角形に向かい合うように座っている姿は一番最初にVプリカを起動させた時を連想させた。
PEEPFOXは藤本に言われた通りVプリカに言い聞かせるように指示をした。

 

Vプリカ)はい。かしこまりました。PEEPFOXさん以外の方がいらっしゃる場合にアダルトモードは起動させないように致します。

 

そう言ってニコっと笑った。これで一安心だ
そして、珈琲の入れ方位は教えておこうとインスタントコーヒーを手に取る。
藤本にご馳走するついでにVプリカに教える。まあ、お湯を沸かして注ぐだけだが・・・もちろん、簡単に覚えた。

 

藤本)それより、食器とか足らなく無いか?調味料も全く無いだろう?丁度良い機会だから、Vプリカと買い物に行って買い物の仕方も教えておいた方が良いだろう。それから、服装は一番地味なものにしておいた方が良いと思うぞ?露出が高いと全身人口皮膚と分かるからな。全身人口皮膚のIPS細胞を使っているのはアダルト専用だけだから。

 

パチパチと目を丸くして藤本の話を大人しく聞いていたVプリカ。好き好んでアダルト専用で生まれてきた訳でないだろうけど、なんとなく可哀想に感じる。アダルト専用と言うだけで偏見の目で見られるのはいつの時代も変らない。
PEEPFOXは藤本のアドバイス通りにVプリカにジーンズを履かせ、フード付きのトレーナーを着させた。長い髪の毛はポニーテールに縛る。全くファッションセンスの無いPEEPFOXがコーディネートするのだから当然ダサイ格好だったが、スタイルが良いことと、可愛い過ぎる顔(PEEPFOX基準)がセンスの無い服ですら着こなしているように見えた。

 

初めてのVプリカとの外出。銀色の髪と綺麗な青い目のVプリカはアンドロイドの証だ。町に出ると、同じようにアンドロイドを連れて買い物している人や、仕事をしている人がいた。後数年もしたらこの視界に入る人の半分はアンドロイドの銀髪が目立つようになるのではないだろうか?それほどアンドロイドの普及は加速しているように感じた。
PEEPFOXの想像以上に街中でVプリカは目立たなかった。
藤本も途中まで買い物に付き合ってくれたが、途中から用事があると言ってさっさと帰ってしまった。

 

近所の100均で食器を見る。調味料などはスーパーで揃えた。なんとなく恋人同士が同棲するために買い物をしているような錯覚に陥る。

 

PEEPFOX)Vプリカ。食器、これで良いかな?

 

PEEPFOX自信、食器や調味料を買ったことが無いため、どれが良くてどれが悪いのか分からない。無意識にVプリカに聞くが、もちろんVプリカはさらに分からないし、可愛いとか、きれいとかの感性も無いため困った表情で首を横に振るだけだった。

 

PEEPFOX)ああ、そうだよね・・・ハハ

 

それでもVプリカはVプリカなりに食器を選んでくれているようだ。目をパチパチさせながら一つ一つ丁寧に食器を観察していた。
PEEPFOXがふと、商品を手に取ろうとした時に互いの手が触れる。

 

PEEPFOX)あ、ごめん

 

思わず謝ってしまった。しかし、Vプリカはニコニコした表情で

 

Vプリカ)いえ、大丈夫です。それより、何の役にも立てなくて・・・こちらこそごめんなさい。

 

そう言ってVプリカは頭を下げた。

 

PEEPFOX)いやいや、大丈夫。気にしないで

 

いったい何をしているのだ?少女マンガじゃあるまいし・・・
ある程度思いつくものを買い、家路に向かった。途中、近道しようと裏路地に入る。
大通りから一本外れると一気に寂れた雰囲気になり、少し物悲しい・・・普段無意識に使っている近道だったが、ふとある事に気がついた。と、言うより意識した。この道は県内でも有名なラブホ街だったのだ。
1人でこの道を通るときはさほど意識しなかったが、Vプリカと歩くと妙に意識してしまう・・・
Vプリカの方はどうなのだろう?アダルトアプリの中にラブホテルの情報は入っているのだろうか?

 

PEEPFOX)ねえ、Vプリカ・・・ラ、ラブホテルって知ってるの?

 

ふとした疑問をぶつけた。今、正にラブホ街のど真ん中だ。男の本能とは困ったもので、ラブホ街を女性(アンドロイドだが・・・)と歩いているだけで股間が反応してしまう。
しかし、そんなPEEPFOXの動揺を気にもせず、ニコニコとした表情で答えた。

 

Vプリカ)はい。援助交際するために基本情報としてインプットしてあります。

 

こんなことを満面の笑みで答えてくる。どうも調子が狂うが、仕方無い。

 

PEEPFOX)そ、そっかぁ・・・そうだよね・・・

 

PEEPFOXは言葉に詰まった。すると、VプリカがPEEPFOXの表情を見てすかさず言った。

 

Vプリカ)もし私とでよければ入りましょうか?

 

Vプリカの中にはPEEPFOXが童貞だったという情報がインプットしてある。そのために基本的にリードするようにプログラムされているのだろう。基本的にアダルトロイドは主人が欲情するとそれに応えるようになっている。人によって欲情するタイミングが違うために優れた学習能力が備わっているのだ。ちょっとした表情の変化、言葉の変化を読み見取り、主人の欲求を感知し、満足させる。それがアダルトロイドの使命なのだ。

 

PEEPFOX)あ、ああ。そ、そうだね!

 

PEEPFOXは緊張しながらもホテルを選んだ・・・しかし・・・

 

PEEPFOX)ああ!そうだ!お金!・・・無いんだった・・・

 

ホテルに入ろうとしたところで料金表が目に入り、買い物でお金を使ってしまったことを思い出した。ガックリとうなだれ、その場を立ち去ろうとした・・・